49歳男性 会社員   

〜重度の糖尿病・白内障・頭痛も治った〜


 男性(49)は、重度の糖尿病で合併症として、緑内障、白内障、全身の倦怠感、神経障害による手足のしびれ感や冷え、顔の湿疹や皮膚炎、各所の神経痛、(首、肩、腕、背中、腰、下肢)を発症していた。また頭痛、蓄膿症もひどかった。蓄膿症は手術をされていた。

 17年ほど前に来院された時、私と同年代であるが、10歳は年配と思った。病院、漢方、整体、断食、仏教と実行され、私と意見がよく合う。連日来院され、ゴムバンド健康法も非常に熱心に実行される。骨盤矯正・整体を受けることで、好転反応による極度の体調不良や、痛みなど色々あっても、不平や不満を言わず、ひたすら努力する人です。

 数年経過した頃、「地面に足の着くことや痛みが分かるようになった。」とおっしゃった。糖尿病は高血糖のため、神経細胞をやられる。ちょうど地震の落石で、神経という道が、いたる所でふさがれた状態に似ている。また、小さな血管がふさがれ、栄養が送られなくて、神経がこわれていく。進行すると感覚が麻痺し、痛みも感じなくなる。そのため、脳と正しい情報のやりとりができなくなる。末梢(まっしょう)神経と、自律神経が障害を受けるといわれている。神経障害は進行しやすいが、回復したのである。男性の精進には頭が下がります。

 内科医から「糖尿病は治った。もう薬は要らない。」と回復宣言された。眼科医からは、「緑内障は進んでいない。今の生活を続けてください。」と3ヶ月に1度、目薬をもらいに行くだけ。目も真っ黒くなって白内障も治った。以前は、「鏡で自分の顔を見るのがいやだった。」とおっしゃっていたが、顔も白くつるつるになった。各所の神経痛も回復しつつある。鉄兜で絞められ、気の狂いそうな頭痛も完全に治った。蓄膿症も臭いが無くなった。しかし症状はまだ少し残っている。糖尿病による倦怠感は無くなったが、神経痛のけだるさに変わった。
 現在男性は65歳、5年ほど前から座禅をされている。そのことで「深い睡眠に変わり、イライラとした気持ちが無くなり、物事の決断が早くなった。体や気持ちがスキッとするので、骨盤矯正・整体、ゴムバンド健康法、ストレッチ、座禅は生涯続けていきたい。」とおっしゃっています。


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