骨盤の歪みは万病の元
腰痛・肩こり・椎間板ヘルニア・自律神経失調症
●所在地      岐阜県岐阜市白菊町3-14
            マルイチビル2F
●整体施術時間  10:00〜12:00
            15:00〜19:00
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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア図
@椎間板ヘルニアは西洋医学では、後方に向かってはみ出した時、脊髄神経が圧迫され、激しい痛みやマヒなどが出る。という理由で髄核摘出手術などが行われます。
Aでも私は疑問に感じています。なぜかといいますとはいずるようにして来院された人でも、数回の骨盤矯正でスッと立って帰って行く人はいくらでもいます。圧迫している髄核が原因であれば、このような治療では治らないはずです。正常な骨盤にしても、椎間板ヘルニアが縮小し退縮するには、数ヶ月から数年を要するからです。
BNHKためしてガッテン2011年11月16日番組で、腰痛、椎間板ヘルニアをテーマで紹介していました。
 腰痛の85%が病院では原因不明であり、さらに、主犯と考えられていた椎間板ヘルニアは犯人ではない。ヘルニアは無罪であり国民的大誤解であった。「では、手術を受けた人は何だったの!」とアナウンサーが絶句していました。
 番組では椎間板ヘルニアを手術しても痛みが解消しない人。椎間板ヘルニアの存在が認められても痛みの出ない人。そのまま放っておいたところマクロファージがヘルニアを異物と認識し食べてくれて小さくなった、あるいは無くなった人。 さらに、痛みの真犯人はストレスで脳が原因であると結論付け、子犬を飼ってストレスを解消するとよい。と医師が真顔で話していました。

C椎間板ヘルニアの原因が脳である。まったくありえない話です。男猫が子を産む、石に花が咲くと言っているようなものです。
私が上記@Aや骨盤の歪みは万病のもと(原因)に書いたことを賢明な皆様は分かって頂けたと思いますが、もう少し追記しておきたいと思います。

D医師が迷路に入り込み錯乱している原因は医師の教科書だと思います。骨盤の仙腸関節は靭帯で固定され別名、不動関節と呼び「動かないもの」と西洋医学では誤解されているからだと思います。

E現実には、健康なアスリートのような人の仙腸関節はよく動きます。
反対に健康を害したり腰痛などの人の仙腸関節は全く動かなくなっております。腰痛や病気の人々が自由な活動が出来ないことからもすぐ分かって頂けると思います。
 骨盤に異常を訴えている人々が余りにも多いことで西洋医学では普遍性を追求しすぎて間違いを起こしたのではないのでしょうか。

F異常を来たした骨盤でも骨盤矯正を続け動くようにできます。また、仙腸関節の動きは一般の関節の動きと異なります。その動きを関節包内運動と呼びます。つまり、一般の関節の動きのように外から見ても骨の動きが見えません。 しかし、仙腸関節を形成している骨の相互間では非常に小さく微妙な動きをしているのです。
 老人や病気の人々が正しい姿勢をとれなかったり、動きがぎこちなかったり不自然な動作は骨盤の仙腸関節が異常を来たしているからなのです。骨盤は体の要で仙腸関節の動きは全身に影響を与え、健康のみならず生涯の生活にとってもとても大切なことなのです。
 仙腸関節に異常を来たし骨盤を歪めることで背骨を歪め椎間板ヘルニアや腰痛が発症します。西洋医学は骨盤無視から目覚めるべきであり、大多数の人々が骨盤を正常化することで体の様々な障害や病気を克服して頂ければ此の上ない喜びです。

G6年前になるが岐阜薬科大の女学生(21)が椎間板ヘルニアで来た。私が「何故ここに来たの?」と聞いたら、「岐阜の某大手病院に行ってダメだったらペルビック健康センターと決めていた」と答えた。病院はどうだったの?」と聞くと、「あんな薬では絶対に治るはずがない」と答えた。彼女の専門分野は薬で広汎な病気の知識もあり色々調べた様子だった。ご両親も臨床検査技師で病院に勤められていた。後になって新潟からお母さんとお姉さんご夫婦も来て下さった。お母さんはパーキンソンで「遠方であまりこられないが一度来ると数日薬を飲まなくても気持ちいいの」と言っておられた。お姉さんご夫婦は腰痛だった。
 薬科大の彼女は小学生の頃母親のバトミントンを見て憧れ高校生頃には県の高校生チャンピオン、大学で岐阜に来て県の大学生チャンピオン、名古屋や大阪の大会でも度々入賞する腕前で、運動で鍛えた経験から体のケアには人一倍熱心であり、私の話を躊躇することなく実行する人であった。 仙腸関節の上下のズレや腸骨の横への開きが修正され、骨盤の歪みが整ってくると腰骨や背中の曲りも伸びた。彼女は「座高も身長も3cm高くなった」と言っていた。よって椎間板もそれだけ余裕が出来たはずである。私も60歳の時に気づいたが4cm身長が高くなっていた。75歳の今も変わりないし御陰様で現役で腰痛、肩凝り、高血圧など全くない。
 椎間板ヘルニアが治ってくると嫌な体臭も消え、若い女性特有の香りは男にとって魅惑的以外の何ものでもなかった。ただ学業も苛酷だった。彼女はガンの薬害による皮膚の治療の研究をしていた。時々研究発表で夜遅くまで論文や資料作成をして肩にいっぱい荷物を掛けて遠方の都市へ行くといった事もあり、治療が断続していた。そんなことで素敵な香りも消え「肩が痛い腰が痛い」と言っていた。
 色々あったが卒業する迄2年ほど通院してくれた。名古屋某大学病院に就職し理学療法士の彼氏ができ結婚した。3年ほどしてから二人で来た。夫はイケ面だった。彼女は顎が痛くて口が開けられないし首も痛い。夫は肩と肘が痛いとのこと。久しぶりだしお互いに専門が共通していたこともあり話が弾んだ。彼女には骨盤矯正の基礎は教えてあり二人は当然自分達で治療したが治せなかったわけで、私が治療したら治った。私のやり方をご夫婦に伝授した。色々な話をしたが、理学療法士の夫と私の治療の違いで決定的なことは病院での夫は患者の悪い部位のみ治療する。私は患者の全身を治療することであった。私の考えでは患者の訴ふ痛い部位は被害ヶ所であり加害ヶ所を治すことが大切と考えている。言うまでもなく加害ヶ所は骨盤である。また骨盤は体の中心に位置しており被害は全身に及んでいることは通常であり患者は痛い部位のみ訴えるにすぎない。
 もう一つ、夫は毎日20人の治療をし、全てレポートにまとめ終ると「毎日夜10時になってしまう」とのこと。私も若い頃は頑張ったが10人ぐらいだった。今は75歳になり5人ほどだ。しかし、世間話を楽しんだりしながら詳細に診ることを覚えた。生活習慣で繰り返す固定した行動が病気に大きな影響を与えている。
 言う迄も無いがお母さんも彼女も医学の学識も常識も十分に備わった人である。並外れた基礎体力を持ち合せ優秀なコーチの下で厳しい練習に堪えた。お母さんも彼女もコーチを尊敬していたと話されていたので決して不合理な練習を強制されたとは思えない。しかしお二人共重篤な病気になった。手前味噌を並べることになるが、体力が備わっていると思ってもスポーツは同時並行でケアとしての骨盤矯正が必要ではないでしょうか。私の治療院に熱心に来て頂いているスポーツ経験者が多いことも気になっています。ましてや一般人は尚更の事と思います。